降幡愛トークショー「長野県凱旋 降幡愛のジモトーク!!」に参加してきました

2017年10月29日に諏訪東京理科大学にて開催された、降幡愛トークショー「長野県凱旋 降幡愛のジモトーク!!」に参加してきました。
 
場所は長野県茅野市にある諏訪東京理科大学。標高900mにキャンパスが位置しているとのことで、晴天であれば絶景なところ残念ながら雨天でした。
入場は12時15分開始の予定がかなり遅れて30分押しほどに。入場時にフライヤーを受け取ったのですが…
 
ジモトークとお絵かきはもちろんですが、読み聞かせがある。珍しい企画という訳ではないのですが、思わず期待が高まってしまいました。
「みんなー、聞いてるー?」と影からアナウンスが入りイベントが開始。今回の司会の三浦さんは「みっちゃん」と呼ばれることに。事前に学生時代のあだ名を聞かれたそうで、降幡さんの個人イベントではなるべくあだ名をつけるポリシーがあるようです。
 
イベントには欠かせない注意事項では、今回のイベントでは観客の皆さんにご協力いただいて、壇上に上がってもらう場合があるとアナウンス。
以前似たようなことを別のイベントで体験していますが、これが本当に緊張するのです…
 
「みんな雨の中来てくれてありがとうございますですよー」と気遣いの言葉がありがたく沁みる中、
"長野県出身声優、降幡愛です!"と強調した自己紹介でした。今回、地域及び学内向けの優先枠が設けられたのですが、挙手をしている地元の方はおおよそ3割くらい(MCでは3〜4割との発言)でした。
恒例の一番遠い人は北京から来た人がいました。最近はアジア圏は決して珍しくなくなってきましたが、欧州・北米あたりからとなると凄い、と思ってしまいますね。
個別のコーナーに入る前にいくつか質問がありました。
 
Q.自分が学生時代の時はどんな感じだった?
A.地味っ子だった。模擬店もあんまりやらず。それよりは部活の方が忙しく、高校時代は保育士を目指してボランティア部に入っていて、実際に幼稚園とか保育園に行って子供のお世話のお手伝いをしていた。その他、学祭では手話をステージでやったりしていた。
 
放送委員に入っていたことは7日開催のイベントにて話されていましたが、また別の活動も明らかに。
あんまりと言いつつも、中高で模擬店の経験はあるらしく
「模擬店でなに食べたのー?」と観客に問い、様々な答えが帰ってきつつも「豚汁おいしいよねー。あったまるよ」等拾って返すなど、こちら側に振ってくれるありがたさがありました。
 
また、今回久しぶりに長野に帰ってきて、「長野の冬は本当に寒いって改めて思いました」とのこと。
同時に「長野の寒さは痛い寒さ」、「中高は自転車通学で、前髪が凍って白くなっていた」とも話しており、寒冷地に住んだことのある人にとっては
シンパシーを感じる内容を語っていました。
ここからは個別のコーナーについてです。
 

☆ジモトーーーーク

「僕たちはふりりん大好き芸人です!」との号令で始まったコーナー。タイトルは説明不要ですね。出てきた質疑応答を書き連ねます。
 
1.最近寒さが厳しくなってきたが、これをやらなきゃ冬が始まらないというイベントは?
→コートを買う。上京前はこたつをおろしたら冬の始まりだったが、上京後は部屋のスペースの関係なのでなかなか入れられない。なのでコートを新調する。
 
2.一番のおふくろの味は?
→肉じゃが、よか母のお弁当。母はめちゃくちゃ料理がうまくて、たまに帰省した時にお弁当を作ってくれる。
「電車の中でちょっと泣いたよね」
高校の時も作ってくれていて、専門学校時代もたまに帰省した時には玉子焼きをオーダーすることがあった。
 
3.ウィンタースポーツは得意か?
→スケートを小学校、スキーは中学校でやってた。
(諏訪地域の人からも同じだったとの首肯)
ハの字(ボーゲン)が苦手だった。スケート靴の選び方もわからず(スピード?フィギュア?)、ウィンタースポーツは得意ではなかった。
今やるなら、スケートボードスノーボードをやりたい。お父さんが小さい頃にスキー場に連れて行ってくれた。
 
ここでスノーボードスケートボードと言い間違えてしまい、「たまに間違えちゃうんだよねー」とフォローを入れる場面も。
さらに椅子でリフトの乗り方を再現し始めたりと、終始自由な振る舞っている様子でした。
 
4.地元ならではのおすすめお土産は?
→渋めのものが好き。松本一本ネギの佃煮がおすすめで、ごはんに合う。酒のアテにもいい。あと、イナゴ♡
 
イナゴを食べたことがあるか?と観客に質問すると、2〜3割の挙手が。
「長野県民は食べるよねー」と納得し、蜂の子も食べる(クリーミーで美味しい)とも。とある人がラジオで同じものを食べていたのを思い出しました。
司会の三浦さんもイナゴを食べさせられたが、「意外と美味しい」という感想でした。某番組でイナゴを食べてから色々言われたものの、それが当たり前という認識のようでした。
 
5.長野のおすすめスポットは?
→今年初めに友達とイチゴ狩り、その近くのSUWAガラスの里でトンボ玉を作って、それを元にアクサセリーを作った。併設されているレストランもパン屋もいい。
 
質問者がカップルだったのでデートスポットによい、という趣旨でした。
 
6.なかなか高校受験に集中できない。どうすれば?
SFCのイベントで出てきた3人で住んでいる、との話がここでも。
前述のイベントでは、よく兄妹とケンカするという内容でしたが、実は兄妹と話すことがリフレッシュになっていて、それは上京してはじめて兄妹のありがたみが分かったから。
上京したての頃は絵を描いてリフレッシュしていた。
 
7.先日彼女にフラれた。喝を入れてください。
→喝というか、眼鏡外した方がいいのでは。コンタクトレンズに変えてみたほうがいい。
単にリクエストに応えて喝を入れるのではなく、質問者が良い方向に持っていけるようなアドバイスを回答するのがすごいと思いました。
 
☆ふりりんお絵かきですよ
これが冒頭に記した「観客が壇上に上がる」コーナーでした。
司会の三浦さんが千歳出身だからなのか、タイトルとルールが
STVどさんこワイド」内の名物コーナー「奥さんお絵かきですよ」そのものだったのですが、会場で気づいている方は殆どいないように見受けられました。
ルールは観客が壇上に上げられ、60秒以内に降幡さんが書いた絵のお題を当てるというもの。正解するとサイン色紙がもらえると。
お題は以下の通りでした。
 
1.君の名は。(立石公園など、近くに舞台がある)
「難しくないこれ!?」と言いつつも、めっちゃ絵が上手い。
回答2回で正解でした。
 
2.アルクマくん
新田恵海さんのTwitterを読んでいればまず分かる設問だったものの、分からなければ類推が困難なお題でした。これも上手い。回答者が名前がわからず、クマが元になったと分かった時点で正解に。
 
戦国BASARA?の真田幸村を描く。(もしかしたら別のゲームかもしれません)。「御館様ー!!」と言いたかっただろうところを「幸村殿ーー!!!!」と答えを叫んでしまう。スクフェスミニ感謝祭のバスケットボールといい、「たまにやっちゃうんだよねー」と弁解するのが流石でした。
 
4.イナゴ
イナゴはおばあちゃん家で食べた、というトークが前にあったので、イナゴではなくおばあちゃんを描いて一発正解でした。
 
☆読み聞かせ
今回の絵本は「おばけのケーキ屋さん」という絵本でした。
pixivに投稿されたものが書籍化された絵本。
マイクとカメラのセッティングが終わり、照明がスポットライトを残し暗転すると、ゆっくりと朗読が始まりました。
結果だけいうと、涙してしまいました。あらすじはここでは書きませんが、おばけと女の子の演じ分けも自然で、あまりの感情の入りぶりに朗読中に涙する場面も。それだけ感情が豊かであることの証明でした。
降幡さんはそのせいでたまに噛んでしまっていた、と後に話していたのですが、こういったナレーション、朗読に力を入れられる人は成長するだろう、なんて根拠のないことも思ったり。でもそう思わされてしまうほど、素晴らしかったということを伝えたいです。
 
☆エンディング
「未来の僕らは知ってるよ」の告知、TVアニメ「ラブライブ!!サンシャイン!!2期放送中の告知。
4話放送直後ということで、「(ダイヤちゃんが)またトレンド入りしてた」と得意げに語っていました。親愛なるおねえちゃん。
続いて連載を持っている雑誌「フォトテクニックデジタル」の告知。浅岡さんが当選していたらどうなっていたのか…
 
続いて実行委員会から、司会と二人に花束の贈呈。
裏のスタッフまで巻き込んだ記念写真の撮影。
Instagramのストーリー用の動画撮影など盛りだくさんでした。
 
さらにここで、企画してくださったOBOG会長のカタガイさんからの挨拶。どれだけの熱意をもって取り組んできたのかというばかりに、涙で言葉を紡げないほど。
※以下、記憶をもとに書いています
 
諏訪東京理科大学は、平成30年8月から公立化します。公立化すると、今までの同じやり方、同じようなイベントは、もしかしたら今後はできないかもしれない。
私事になるのですが、理大祭の実行委員をやってきた時から、いつかこの教室をいっぱいに出来るようなイベントがやりたいと思い、以前から活動してきました。私自身は今はもう社会人ですが、今こうして、7年越しに夢が叶いました。
本当にありがとうございます。
 
まさにラブライブ!そのものだ。と思いました。
 
それに続き、三浦さんが
 
今日のイベント楽しかったかー!みんなが楽しいって言ってくれないと、2回目はないんだ!と熱く語り。
 
最後に降幡さんからのメッセージ。
 
今回の学祭イベント、みなさんのあったかいところが伝わってきたし、スタッフにとても熱意があって、熱い。こんな天気だし、みなさんにこんなに来てもらえると思わなかった。
私自身をラブライブ!サンシャイン!!の黒澤ルビィ役で知ってくださった人も多い。そんな中でも、一人の声優として見てくださる人もちゃんといるし、そういう人はみんなあったかい。これからもみんなをもっともっと驚かせていきたい。私自身は駆け出しのひよっこひよっこな新人声優だけど、これからもついてきてくれますか。
 
こうしてイベントは無事終幕しました。
一言で言うと、「地元愛に溢れたイベント」であったと思います。
企画のカタガイさんはじめ、スタッフが実現に向けて動いてくださったこと。
改めてこうしたイベントを開催してくださったスタッフへ感謝の意を述べたいです。
本当にありがとうございました。
また、来年も是非やってほしい、そう思っています。